気が付けば時間は経っていて
目の前に絶望という朝を
この時を僕は分かってた
信じる物
いつか頼れなくなって
足りない物さえも補わずに
危機が訪れても動かないままで
離れる時はいつも
どちらかが消える時以外
許されない
今君は生きている
正しい僕は
消えてしまえ
少しでも汚さないでいて
君の中にまだ生きている僕を
こうして愛すべき物はいつでも
たった一つに保たれてゆく
繋いだ手はお互いを騙して
それを望んで受け入れて
覚めた夢を思い出さないように
最悪な朝よ さようなら
離れる時はいつも
どちらかが消える時以外許されない
今君は生きている
正しい僕は
消えてしまえばいい
詩・曲:さく
2006.12.24